海外駐在員の苦悩
一段と寒くなってきましたが、みなさん体調はいかがですか?
アル・スールの防災責任者のMDです! 今回のお題は海外駐在員の苦悩です。
一時期ネットの裏で“OKY”という言葉が流行りました。”おまえ・きて・やってみろ“ですね。そう、海外駐在員の多くがこの言葉に首がもげるほど頷くのではないでしょうか。
海外内部監査をすると、多くが現地にいる駐在員が一生懸命、内部監査人の指示や依頼をかみ砕いて対応してくださいます。
そして、内部監査をした結果、報告内容に指摘事項が多いと、現地従業員や経営層を責めるのではく、なぜかその汗水垂らして対応した駐在員がこっぴどく怒られるのです。対応するのは人間ですから、これでは現地で孤軍奮闘する駐在員もモチベーションがあがらず、改善もされないわけです。
海外駐在員も一人の人間。しっかり現地のことを理解し、現地の誰にどう指摘事項を伝え、そして現地の会社・従業員にどう行動していただくかを考えて、内部監査を進める必要があります。
東京事務所 / 公認会計士 森 大輔 (MD)