最近の海外内部監査事情
みなさん、こんにちは!
アル・スールの防災責任者のMDです。今回は最近の海外拠点への内部監査事情を呟きます。
コロナ禍前後で海外拠点管理・内部監査事情も様変わりしました。MD自身、様々な内部監査プロジェクトに携わってきてコロナ禍以降で大きく変わったことについて思いつくキーワードを挙げて!と言われると、下記となります。
1)リモート監査(最近慣れてきた!)
2)言語(マジ苦手、助けて!)
3)ITやセキュリティ監査(ぶっちゃけ何していいのか分からないっす!)
4)監査管理ツール(え、エクセルでいいのかね?)
5)ESGや非財務情報(どうやって監査するのよ!!)
リモート監査は比較的慣れてきた方が多いようです。メールや電話・オンライン会議を駆使し、PDFで資料を入手したり、ぐっと内部監査のやり方が変わってきました。
言語に関しては、苦戦されている方も多いようです。英語が通じる地域であればなんとか頑張って!!となりますが、そうでない地域は現地駐在員や外部コンサルを利用してリモート監査を進められているケースが多いようです。
リモート監査の浸透に伴い、監査の進捗や作業内容をどうやってまとめるかに頭を悩ます方も多いようです。少ない拠点であればエクセル管理もできますが、数が多くなってくると市販のファイル・情報共有ツールを利用して監査作業の管理をされているケースが多いです。
ITやセキュリティ監査はコロナ禍以降、重要性が格段にあがりました。ITとセキュリティ領域をテーマ監査として展開されているケースが珍しくなくなってきています。ESGと非財務情報に関する内部監査はこれから開始される方が多く、どうやったらいいものか?とご相談を受けることも多い状況です。
東京事務所 / 公認会計士 森 大輔 (MD)